世界でたった一つのキャリアを作れる場所

人材採用グループ/中途採用 Y.F
世界でたった一つのキャリアを作れる場所

忙しい子供時代で生まれた願い

福岡の静かな田舎で、空手教室講師の父と専業主婦の母のもとで育ちました。子供の頃は水泳、空手、囲碁、ソフトボールと、様々なお稽古事を習わされましたが、これらは全て親が選んだもの。

自分の意志で選んだものは何一つありませんでした。放課後はいつも習い事で忙しく、いつも追われるように過ごしていました。息苦しい毎日を過ごす中で「自分の意志で選択をしたい。自分の力で状況を変える力が欲しい」と思うようになりました。

これが今の自分のワークスタイルに繋がる原体験となっています。

コミット力が自分の強み

新卒は自動車販売会社に就職しました。

仕事はハードで、夜中の24時を回っても帰れなく終電逃すことはザラ。職場から数キロ離れた寮までの帰路は、まるでマラソン練習でした。
新人の私には商談のチャンスもほぼ皆無。でも、「チャンスを得るにはどうしたらいいか」と考え抜き、商談以外でキラリと光る方法を模索しました。

例えば、お客さんが足を踏み入れた瞬間、誰よりも速く走り寄って歓迎したり、キャンペーン時は、旗振り名人に変身したり。売り物の洗車も、まるで愛車を磨くかのように献身的に取り組みました。そんなコツコツとした努力が徐々に実を結び、「あいつ、なかなかやるじゃん」と周囲の評価を変えていきました。やがて、商談のチャンスも徐々に舞い込み、みるみると成績トップの常連に。

華々しい成功ではないけれど、この成功体験は「コミットすれば必ず結果は出る」という教訓になり、社会人生活のモットーとなりました。

人が輝く組織を作りたい

手ごたえ感じていた一方、会社全体では「この働き方、おかしくない?」という声が日増しに高まり、まるでドミノ倒しのように優秀な仲間たちが辞めていきました。そのたびに頭をよぎるのは、「みんなが幸せに働ける組織を作るにはどうしたらいいのか」という問い。

この疑問に向き合うため、大胆に舵を切ることにしました。

謎を解き明かすキーを握るであろう経営層に近づくため、経営層専門のキャリアコンサルタントに転職したのです。経営者たちと話していくうちに、企業の命運を左右するのはズバリ、「人」だという確信を得ました。どんなに頭を悩ませる課題でも、根っこを掘り下げていくと「人材」の問題に行き着くからです。

「組織×人」について考えるうちに、「HRBP」という概念に出会いました。HRBP、つまり「Human Resources Business Partner」は、人事や組織の面から事業成長をサポートする、いわば「戦略人事」のこと。自分のやりたいことはこれだ!と心が踊り、戦略人事の道を突き進むために、Webメディア系企業の人事部に転職しました。

夢見ていた事業会社の人事としての新しいスタート。

「組織と人」の新たな答えを見つける大きな一歩とワクワクしていたのも束の間、コロナ禍が襲います。採用は抑制され、日に日に狭められていく業務範囲。もっと積極的に戦略人事に取り組みたいという募る思い。

そんな折に出会ったのが、circusでした。

あなたのストーリーを聞かせてください

面接で明かされた現状は驚くほどオープンで、そしてカオスでした。circusは会社立ち上げのファーストステージを無事突破し、次は新規事業や組織開発に力を入れていくセカンドステージに突入するタイミングでした。

人事部はまだ整っていない部分が多かったですがむしろ私にはピンときました。「ここなら、自分の力で大きな変化を起こせる!」。
入社してみると、circusは想像以上のカオスでした。でも、自由と多様性に満ちていました。

専門性を追及するもよし、マネジメントに挑戦するもよし、
複数の仕事を掛け持ちしてキャリアの掛け算をするも良し。キャリアの選択肢は無限大で一人ひとりがオリジナルな存在なんです。

僕は中途採用を担当していますが、中途の求職者は様々な企業で本当に色々な想いをしながら沢山の努力をしてきた方々ばかりです。

circusはあなたのストーリーを聞きたい。

どこから来て、どこに向かうのか。それにcircusが結びついたら一体どんな物語が生まれるのか。

あなただけの特別なストーリーを一緒に作っていきましょう。

※所属・役職はすべて取材当時(2024年4月時点)のものです。