人生、一期一会。「働く」を最高のイベントに!

エージェントグループ/グループマネージャー 柳川 和寿
人生、一期一会。「働く」を最高のイベントに!

エクセレントカンパニーを目指して

2021年の9月に入社しました。

当時のcircusには代表の矢部(以下、矢部)の長年の友人や以前の職場からのリファラルが多く、雰囲気が良いながらもルールが未整備なスタートアップ企業でした。

組織が成長していくためには制度や組織構造を整えることが不可欠。
「circusをエクセレントカンパニーにする」という個人的な決意のもと、最初の一歩として転職エージェント向けのカスタマーサクセスチーム(以下、CS)の強化に着手しました。

CSは一般的には「お客様サポート」としての側面が強いですが、私が目指しているのはもう少し深い世界です。
それは「お客様の経営戦略を知り、成功に向けて伴走するパートナー」になること。

そのために、お客様の経営理念や売上目標、KPI、社員数まで細部にわたって聞き取ります。
そして、お客様と共に目標達成に向けて歩んでいくのです。

お客様の経営に踏み込むので非常に難易度が高いミッションなのですが、入社3か月の新入社員から中堅社員まで、全員が標準化された高品質サービスをお客様に提供しています。

心を動かす、仕組みで応える

私は人が楽に動ける仕組み作りに興味があります。

それは大学時代、プロジェクトマネジメントを専攻していたのも一因だとは思いますが、本質的な要因は幼い頃の経験に深く根差しているかもしれません。

両親は理髪店を営んでいました。
忙しい両親の役に立ちたくて、小学2年生のころから店で接客を手伝い、働く両親の段取りに合わせて幼い妹の世話や家事全般を切り盛りする日々を送っていました。

このような経験が、人への深い洞察や人が楽に動ける仕組みへの発想力に繋がっているんだと思います。

どんなに正論やフレームワークを使っても、それだけでは人を動かすことはできません。
最後は心と心のぶつかり合いだと思うからです。

最高のフロアを、チームで創る

私は、カッコいいマネージャーとはDJのような存在だと考えています。

周りを自然に盛り上げ、誰もが踊り出したくなるような雰囲気や仕組みを作ること。
「踊れ!」と命令されて踊る人はいませんし、冷めたフロアで「楽しい!」と感じる人はいませんよね。

今のチームを見ていると、皆、自分から積極的に行動して仕事を楽しんでいるようです。
その様子を見てるとこれ以上ない幸せを感じます。

これは、私の一貫したキャリア観「人生の一大イベントを笑顔にできる仕事」という想いから来ています。

小学生の時、授業参観や運動会などの特別な日には、いつも両親の姿はありませんでした。
店を簡単に休むことができないからだと頭で理解はしていましたが、やはり両親がその場にいない寂しさは幼い私の心に深く残りました。

それはいつしか「大切なイベントの瞬間には、みんなが笑顔でいてほしい」
という願いをもつようになりました。

今、「働く」という、人生において重要なコンテンツの中で、チームメンバーが楽しそうに仕事をしていること。
それがcircusの成長につながり、さらに社会全体の「転職」という大きなイベントに対しインパクトを与えていること。

そこには、幼い頃の自分を癒すような温かな感覚があり、日々、自分を奮い立たせてくれます。

転がる転職から、意志ある転職へ。

circusへの転職は、あるアンケート結果を見たことがきっかけです。

ー「転職に満足している人はわずか15%」

転職は人生の重要な転機であり、強力なソリューション。
採用企業にとっても、人材を採用するのは経営的に重大な意思決定です。

それなのにこんなに低い満足度になっているのは、日本の転職市場は何かがおかしい。
情報の非対称性や強引な転職斡旋が横行するこの業界構造に、大きな違和感を感じました。

HR業界を、変えたい。

就職や転職は明確な一つの正解がない世界だけど、少なくとも「後悔はない」と言い切れるだけの多くの選択肢の中から意思決定をしてほしい。

この考えと、circusが掲げる「後悔のない意思決定をあたりまえに」
というビジョンが完全に一致していたため、私は入社を決意しました。

自称、一番のcircusファン

私はcircusという会社、そしてcircusAGENTというプロダクトが大好きなんです。

暗闇と静寂が交差する深夜のオフィスで矢部と会社の未来を語り合う時間は、なによりも私の心の栄養です。

以前は大手企業や上場企業で働いていたので、安定はしていました。
一方、自由に動ける範囲は限られていました。

circusは自社資本を基にした自社プロダクトなので、私たちのアイディアや決断が直接プロダクトや組織の形成に影響を与えます。

そして私たち自身が納得のいくペースで丁寧にプロダクトを開発していくことができるのです。この自由度がたまらなく面白いと感じます。

日本には現在、約6,800万人の労働者がいます。

転職で満足している人の割合を10%でも向上させることができれば、日本の「働く」は変わる。
もしこれが達成できたら、「自分は大儀を成し遂げた」と胸を張って言えるでしょう。

その日を仲間と笑顔で迎える情景を、いつもイメージしています。