目指すは、circusの一番星。仲間と築く最高の組織。

リクルーティンググループ/M.T
目指すは、circusの一番星。仲間と築く最高の組織。

スポーツ漬けのこども時代。親元を離れ強豪校に進学。

生まれは長崎、育ちは福島。転勤族の家庭に生まれ育ちました。
転校を経験をし、様々な土地で生活する中で心の支えとなったのはスポーツです。
小学生の頃はクラブチームのミニバスケット、中学生からはテニスに没頭。
高校は親元を離れ、硬式テニス全国大会常連の強豪校に進学し、一人暮らしがスタートしました。

高校の廊下には、選手のランキングが毎週更新で貼り出され、自分の実力が一目瞭然です。
「絶対に負けたくない」その一心で食らいつき、高校3年までレギュラーの座を奪われることはありませんでした。

しかし、世代交代を理由に高校生活の集大成である3年夏のインターハイで突然レギュラーを降ろされてしまったのです。
私の青春時代のすべてを捧げてきたテニス人生は、こうしてあっけなく終わりを迎えました。
それでも、監督から頂いた『大切なのはチームとして勝ち続けること』という言葉は、今に繋がる大切な価値観の礎となっています。

大学時代はビールの売り子で新人賞!星を描き、生まれた輝き。

大学進学を機にテニスから離れ、新たな挑戦として野球場でのビール売りを始めました。
このアルバイトを選んだのは、テニスで培った体力を活かせることと、頑張れば頑張るほど収入に繋がる給与体系に魅力を感じたからです。
さらに、華やかな衣装や同世代の仲間たちと一緒に働けることも魅力的でした。
ここでも負けず嫌いが発揮され、新人賞を獲得することができました。

その秘訣は、リピーターのお客様を増やすこと。
お客様の特徴や、試合の展開などを毎回細かくメモし、自宅で全て暗記します。
他の売り子さんたちとの差別化を図るために、ビールを注ぐ際に、最後に注ぎ口から出る泡で星を描くというサービスも提供していました。

熱気を帯びた観客席、響き渡る応援歌、そして、繰り返し注がれる冷えたビール。
重いタンクを背負い、がむしゃらに努力したあの経験は、私の胸の中で強い輝きを放っています。

しかし、社会人として新たな一歩を踏み出した時、その輝きを表に出すことは叶いませんでした。

ファーストキャリアは大手企業。働くうちに感じた違和感。

新卒で就職した会社は東証一部上場、総合電機メーカーのグループ会社です。
当時、新型コロナウイルスが流行し情勢が不安定だったため大手企業に就職することにしました。

営業として社会人生活をスタートしましたが、社会人一日目から完全リモートワークとなり、同僚や上司とオンラインでしか顔を合わせない日々が続きます。
大手企業だけあって、マニュアルや研修制度は充実していました。
しかし、テニスやビール売りのアルバイトで直接目の前の人と関わり、互いに切磋琢磨することで成長を実感してきた私にとって、完全リモートワークの仕事は手応えがなく、自分が本当に成長できているのかわからず不安でたまりませんでした。

また、年功序列で「入社何年目にはこの役職でこの仕事をする」と、あらかじめキャリアパスが決まっていることにも違和感を覚えました。
テニスもアルバイトも、必死に努力をすることでポジションを獲得してきた私にとって、予定調和の人生がどうしても納得できなかったのです。

「このままでは、自分の可能性を狭めてしまう。」そう危機感を覚え、転職を決意しました。

“素の自分”を出せる環境を求めて、circusへ入社。

仕事探しで大切にしたのは、「完全リモートワークではないこと」と「無形商材の法人営業」の2点。
あとは、「“素の自分”を出せる環境かどうか」という相性が重要だと思ったので、多くの企業に話を聞きに行きました。
circusではトップセールスの方とお会いし様々な話を聞くうちに、「この会社なら『思いっきり頑張りたいという“素の自分”』を出せる」と確信し、入社を決めました。

配属は、採用企業様向けにcircusAGENTを販売する法人営業部。
入社してすぐに目標の140%の成績をあげることができ、半年後には企業の採用プロセスに深く踏み込んだ新規サービスに携わることになりました。
ここでは、サービスの売り方から細かなルール設定に至るまで、ゼロから売れる仕組みを構築していきます。
時にはチームメンバーと意見が割れることもありましたが、その度に皆で「より良いサービスをお客様ファーストで提供するためには?」という原点に立ち返り、納得いくまで何度も話し合いを重ねることができました。

ここでは、私が120%の力を出せば、仲間は130%で応えてくれます。だから、私は140%で返します。
そのエネルギーのぶつかり合いが本当に楽しくて、まさに私が求めていた環境そのもの。
新規サービスの立ち上げは予測不可能な出来事の連続ですが、それをプレッシャーに感じたことはありません。

その理由は、2011年の東日本大震災で福島で被災した経験からきていると思います。
学校の友達が家や家族を一瞬にして失う姿を見て、日常がいかに脆く、簡単に奪われてしまうかということを痛感しました。

今、全力で頑張れることは当たり前ではないんです。
自分の想いやエネルギーをぶつけられる場所があって、それを受け止めてくれる仲間や応援してくれる家族がいる。
そんな今の環境は、私にとっての宝物です。

かつて心の奥にしまい込んだ私の輝き。
これからはチームメンバーと共に、circusを照らす一番星として輝かせていきたい。そう思っています。